
母はというと・・・。
いつもは先に夫実家に帰っていたのですが、
今年は先にわたしの実家へ。
お盆前は、来客が多いのに驚きました。
上がっていただいて、お茶をお出しして、
お喋りをして・・・っていうのを何回かしていたらあっという間に一日が終わります。
田舎の本家のお嫁さんは大変・・・ごめんよ~弟のお嫁さん。
それに比べて夫実家は、
時間がゆっくり流れているような気がします。
本家ではないので、お盆でも特にないもないし、
こちらが義父母の本家のお参りにでかけてゆきます。
わたしは昼と夜の食事の用意をして、洗濯や風呂掃除などをやったら、
あとは全部自分の時間。
娘の相手はず~~~っと義父母がやってくれるので、とても助かり感謝感謝です。
2階に上がり夫は高校野球とオリンピック観戦、
わたしはというと幸せな読書三昧の日々。
(自由になる車がないので、でかけられないということもあるのですが)
歩いてすぐのところに図書館があり、
ここは無制限借り放題なのです。
そして信じられないことに、人気の新刊が結構残っていたりするのです。
そういうわけで、この夏借りたのは、
・『食堂かたつむり』 小川糸
・『茨の木』 さだまさし
・『カシオペアの丘で』(上・下)重松清
・『がらくた』 江國香織
・『チルドレン』 伊坂幸太郎
・『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎
この順番で読んでいったのですが、
『食堂かたつむり』と『茨の木』はどこかつながっており、
『茨の木』と『カシオペアの丘で』はテーマがよく似ています。
『食堂かたつむり』は大人のファンタジーといったところでしょうか。
主人公と同様に、きっと丁寧にものをつくるひとが描いたんだろうな~と思いました。
昨日テレビで見たターシャ・テューダーの世界観とどこか似たものを感じました。よい作品です。
重松清と伊坂幸太郎ははじめて読みました。
『カシオペアの丘で』は時間がなくて読み方が雑だったからでしょうか、
いまひとつでした。
林真理子などの作家と似たような感じがしました。
伊坂幸太郎、ちょっとハマりそうです。
『ゴールデンスランバー』は時間がなくて読めなかったのですが、
どうしても伊坂幸太郎が読みたくて、
帰りの空港で『グラスホッパー』を買って、飛行機に乗り込みました。
ハマると飽きるのも早いかな(笑)
そういうわけで、わたしの帰省の楽しみは、
古い友人たちとの他愛無いおしゃべり(今回は夜に集まっただけ)と、
この読書三昧の時間なのでした。