3月は別れの季節ですね。
FMPORT「iCompass」も3月いっぱいで終了、担当していたhiroeさんもお辞めになるそうです。
hiroeさんは小学生と今度中学生になるふたりの娘さんがいる、ワーキングマザーです。
新潟に来てすぐに、ナマのhiroeさんに会ったことがあります。
万代橋のぬり絵コンクールで、娘の絵も表彰してくれるというのでその会場にでかけ、
その時、司会をなさっていたのがhiroeさんでした。
新潟に来てまだ半年も経っていませんでした。
その時のわたしはFMPORTは聞いたことがなく、hiroeさんのことも当然このかたどなた?状態。
表彰式の後、
hiroeさんと、
以前新潟のテレビ局のキャスターとして活躍なさって今は新潟でスクラップブックの教室されている方との対談がありました。
その元キャスターの方とhiroeさんは同じ年に、新潟のテレビ局の入社試験を受けています。
hiroeさんはその方のことをよく覚えていたそうですが、彼女はhiroeさんのことはまったく記憶にないのだそう。
そしてその女性は見事合格して、憧れのテレビキャスターの道へ。
hiroeさんは残念ながら、そこも、他のたくさんの放送局も全部落ちてしまいます。
それでも夢をあきらめず、地元放送局のコピー取りやらお茶くみのバイトをしながら、チャンスを待ちます。
そして開局したFMPORTから誘いがきて、今に至るみたいなお話しをされました。
たぶん入社試験から15年くらいの月日が流れていたのかな。
同じ夢を持って入社試験に臨んだ二人も、
ともに結婚して母親になり、
片方はその時は叶えることができなかった夢を、時間はかかったけど叶え今もその道を歩んでいる。
片方はその時夢を叶えたものの結婚や夫の転勤によりその仕事から離れることになったけど、
別の分野で自分のやりたいことをみつけその道を極めるべく努力を続けている。
どちらも素晴らしいですよね。
壇上で話すhiroeさんの顔はキラキラ輝いて見えました。
hiroeさん、つらかっただろうけど夢をあきらめないでよかったね。
それからほどなくして、FMPORTで偶然hiroeさんの声にであい、
あ~あのかただ!と親近感をもって聴くようになりました。
新潟にはほとんど知り合いがいないので、
ほぼ毎日聴いているFMPORTのナビゲーターの方たちをわたしは一方的に近しく感じていて、
hiroeさんの娘さんは3月に小学校卒業だけど、卒業式はhiroeさんちゃんといけるのかな?
おばあちゃんに頼むのかな~なんて車運転しながら心配していたら、
それからしばらくしての放送で、お休みもらったと聞いてホッとしたりして(笑)
hiroeさんは熱いんです!
喋りが、行動が、ハートが。
でもどこかあっけらかんとしてるというか突き抜け感がある。
仕事と子育てと家事と遊びで毎日クタクタだろうし、きっと悩みとか愚痴もいっぱいあるだろうけど、
屈託がない。
小柄(150センチ)で、わたしより10歳くらい年下だけど、
頼りになる近所のおばちゃんって感じのhiroeさん。
ラジオでも「わかるよ~」ってhiroeさん、よく言ってたな~。
hiroeさんに元気もらった人はたくさんいると思うな。
そんなhiroeさんの声がもう聴けないのかな~って思うと、とても寂しいです。
カナちゃん先生も卒業だしなぁ~。
hiroeさん、カナちゃん先生、楽しい放送をありがとう!
おふたりのこれからも幸多かれと祈るばかりです。
