娘から言われました。
一緒にいるのが恥ずかしかったとも。
娘が先月買ったバイオリン。
今日も練習をするため、楽器をだしてました。
弓をテーブルに置いたら、なんと弓の先がポロッと一部欠けて、毛が外れてしまったのです。
落したわけでもないのですよ。
聞くと1本毛が切れていた(よくある)ので引き抜いて(これもよくある)置いたらそうなったと。
これまで習って6年。
もっと安い弓を使ってましたが、もっと乱暴に扱ってましたが、こんなことは初めて。
しかも買ってまだ1ヶ月。
実は一緒に買った肩当ても、
先生のところでレッスン始める為にバイオリンにつけようとしたとたん、ネジがボロッと落ちて一部が取れてしまったのです。
先生もビックリなさって、慌ててネジを拾って取り付けようとしてくださいましたが、
うまくいかず苦戦。
でもどうにか元に戻り、それからはそういうことはなくなりました。
で、今回は弓。
正直気分悪い。
たしかに安物だけど、
もっと安かったスズキのものだって2年間フルに使ったけど、
レンタルの楽器も2年間フルに使ったけど、
そんなこと一度もなかったのに。
すぐに目黒のバイオリン屋さんに電話したら、申し訳ないけど持ってきていただけますかと言われました。
はい、もちろん行きますとも。
娘とすぐに電車に乗っていきました。
感じのよい女性が対応してくださいました。
申し訳ございませんでしたと頭を下げてくださって、奥の工房に弓を持って行かれました。
すぐに戻ってこられ、修理するために預かりたいと。
こういうことがあるのかと聞くと、
なかなかないと思う、職人さんに後で説明させるからとおっしゃるので、
ついでに肩当てのことも話すと、
これも中国製で、個体差があると言われました。
全部お任せで選んでもらっているのでどういうものが来るのかわからなかった、
でもこれからもこんなことがしょちゅうあるなら困るし、長く使うものなので、
高くても構わないから別の「ちゃんとした」ものに替えてほしいと言ったんですね。(←肩当て)
う~んという感じではっきりしたことをおっしゃらずまた奥に。
今度は若い眼鏡のこれまた感じのいいお兄さんが弓を持って出てこられ、
説明してくださいました。
接着剤が甘かったのではないかということでした。
ってマジかよ。
またこういうことがあるんですか?って聞くと、
「いえ、そういうことがないようにちゃんとこちらでしっかりくっつけますので」とのこと。
弓の持つところの色が少し変わっているようですが、娘さんは手に汗をよくかくんじゃないですか?
だったらここもカバーをつけてコーティングしときましょうねともおっしゃいました。
でも持つところをビニルみたいのでコーティングしたら持つときに滑らないのかな?って思ったけど、
あちらが専門家だろうからではお願いしますと言ってしまいました。
よかったのかなー?
肩当ては結局同じもので新しく出してもらったんだけど大丈夫かよ。
(別のものに替えることについてはなにもおっしゃらず)
娘が感じ悪っって言ったのは、
わたしが肩当てを高いものに替えたい発言。
声が1オクターブ高くなって、ニコニコしながら言い方はきつかったのが怖かったと。
まるでテレビにでてくる嫌ーーーな金持ちのようだったと。
もうすこし言い方があるでしょって言われちゃいました、帰り道。
でも買ってまだ1ヶ月弱でこの状態・・・。
はっきり言って気分悪いわけですよ。
たしかにバイオリン25万、弓10万、
バイオリン店にしてみれば、最低ランクの客なのかもしれませんよ。
(隣ではおじさまがふたり100万ランクのバイオリンを選んでました)
でもこっちは35万は大金なのよね。
続けざままるでコントみたいにボロボロ壊れるものを買わされてもって思うわけですよ。
でも弾く本人は壊れたことに対してなーんも思ってないみたいで、
お店で待っている間そこの本棚にあった「のだめカンタービレ」を読みふけってました。
おかげで今日は練習せずに済むくらいにしか思ってないのかも。
結局直るまで別の弓を貸していただき、修理したのは送ってくださり、
借りたものは着払いで返してもらっていいですかと言われ、
当然それでお願いしました。
感じ悪って思われてもいいもん。
こっちが気分害してるの少しは伝えなくちゃ、はっきり言ってこっちの気分が治まらないわ!