出産し子育てに専念、10年後パートを開始。
関西にいた時でした。
保険書類のチェックが仕事で、1時間半おきに休憩がとられ、
それまで部屋を出ることができません。
トイレに行きたい時は手を上げます。
同じチームの女性50人ほどが誰も立たず、
私語は禁止なので、無言でひたすら書類のチェック。
怖い女性上司とリーダーがいて、皆びくびくしながら仕事してました。
だからどんどん辞めていくので、定期的に15人くらいの採用をかけてました。
ある日、お昼ご飯を食べ、午後からの作業をしていたのですが、
突然、お腹が痛くなりました。トイレに行きたくなったんです。
でもあと30分くらいで休憩になるからと、我慢していました。
間違えると名前を呼ばれ、リーダーのところにすっと飛んでいきます。
私語は一切禁止なので、シーンとした場で、見せしめのように叱責されます。
日々張りつめた一種異様な空気が漂う職場でした。
その時は入社して3ヶ月くらい経っていましたが、その間だれもトイレに立つ人はいなかったと思います。
でも生汗がでてきて、もう我慢の限界、
手を上げて、トイレに駆け込みました。
その翌日から、午後からトイレが気になるように。
お昼は野菜と魚とかにして量もほんの少しにしました。
とにかく食べる量を減らし、お腹に負担をかけないようにしたんです。
でもたまに今日はいいかと食べちゃったりすると、もう大変。
お腹がギュルギュルとかポコポコと響く音がしたり、
オナラが出そうになったり、下痢したくなったり。
病院も行きましたし、胃カメラもしました。
そこでは逆流性食道炎と言われたかな。
でも老化と早食いとかだからと薬も出されなかった気がします。
そこは1年で夫の転勤が決まり、退職。
横浜に来て半年後に事務のパートを開始。
そこでも仕事に慣れず、落ち込むことも多かったし、
わたしを嫌っている人もいて、それもストレスで、
またお腹がおかしくなりました。
今度は胃腸科に行って、大腸内視鏡検査をしました。
問題なし。
でももうずっとお腹がポコポコとかギュルギュルなったり、ガスが溜まって張ったり、
オナラが出たり、下痢しそうになるのは治らず、ほんと不快でした。
それと横浜で働きだして半年くらいしてから、
やる気のなさ、疲れ、物忘れ、楽しいと感じられない、本が読みたくない、でかけたくない、
眠れないなどなど、元気が取り柄なわたしが、
更年期と思われるような症状が次から次に出てきたのです。
なんというかトンネルの中に入ってしまったような。
娘の受検やら学校つまらないなどいうので、そっちの悩みもあり、
家の中では心身ともに疲れきっていたように思います。
数ヶ月前にも今度は消化器科に行ったのですが、精神的なものだよと言われ、
婦人科で更年期の相談をしてみようか、あるいは心療内科に罹ってみようか迷い、
ちょっと敷居が高く感じていた心療内科に、初めて行ってみることにしたのです。
≪その2に続く≫